2012/02/11

ピックを持ち替える(2)

ここ2ヶ月ほどは、ジム・ダンロップのULTEXというピックを使ってきました(写真左)。
音色のバランスも良く、耐久性もあり、それなりに気に入っていたのですが、先日、買い物がてら ESP Guitar Workshop に行くと、何かと頼りにしている店長さんが、「セルロイドのいいピックが入っていますよ」すすめられたのが これ、ダキストのピック(写真中央)。


う~ん、変わったシェイプだな~と思いつつ買って帰りました。
さて、弾いてみると... おぉ~ いい音だな!
これそセルロイド、という感じでザクザク刺さるようなサウンドです。しかし激しく減ります。削れてナンボのピックのようです。
グサグサくるサウンド(音が太いとかストレートな音が出ている感じです)も削れることで出ていると言う訳です。
まあ、ピックを買ってここまで感動することもめずらしいかと思いますけど...

ULTEXもそれなりに気にいていたのですが、ダキストと比べると弦とピックが当たるノイズが多いことに気がつきました(これを味と言うんでしょうね)。

最近は早弾きのコントロールがしやすいことで、先端がとがったピックが多いようですが、何だかこのピックはまるいですね。
早弾きには不向きかというとそれほどでもなく、軽いタッチでなかなかいけます(シニア向けか?)。
ただ、やや音の輪郭があまいですけど。

ダキストのシェイプが気に入ったので、もう一枚買ってみたのが、ジム・ダンロップのTORTEX(写真右)。
このピックはまったく減らないので、ダキストとは違うサウンドですが、音の輪郭がはっきりしていいるのに軽いタッチで早弾きできて、これはこれで結構です。
好みの問題ですが、巻き弦を弾いたときにブラッシングノイズが大きめに出るようです。
ちなみにポールギルバートの最近のアルバムでは、このノイズが効果的に使われています(たぶん)。

わずが100円で色々と楽しめるのは結構ですが、毎晩ピックをとっかえひっかえして睡眠時間が削られてしまうのはどうしたものかと悩めるこの頃です。

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