2016/05/28

WR250Xでクリスタルラインを走る

長野県の清里から山梨県の塩山へ通じる「クリスタルライン」という観光道路があります。
何だかシャレタ名前が付いていますが、つながっている複数の林道を総称してクリスタルラインと称しているだけなので、たいしたことはありません。
ただの林道(県道ではない)なので、ロードマップにもろくに道が表示されていない、秘境マニアの心をくすぐる約70kmコースです。
なかなか訪れる機会がなく3年越しで実現しました。

中央高速を須玉ICで降りて、清里へ向かいます。清里小学校のあたりを右折するとクリスタルラインに入ります。都会はすっかり初夏の陽気ですが、さすが標高1000mを超える清里は、冷えます。

20分ほど走って、舗装が切れます。HPでは全線舗装と書いてあったので、道を間違えたのかと思いバイクのエンジンを止めて地図を見ようとすると虫の鳴き声、鳥の鳴き声、よく分からない動物の鳴き声などの大合唱です。ここはアフリカかつぶやきスマホを見ると「圏外」です。
何かのときは、助けも呼べずに… と思うと、結構怖いです。
結局、道を間違えた訳ではなく、道路に土が流れ出ているだけのことで、先に進みます。


基本的に林道なので、展望はありません。上の写真はたまたま展望が開けたところですが、果てしなく向こうまで山が続いています。山の尾根付近を通っているようですが、標高は1500m前後をアップ/ダウンしています。紅葉の頃は寒くてムリでしょう。


全線に渡って1〜1.5車線です。1~1.5車線の峠道を70km走ると、さすがに走った感が十分です、と言うよりヘトヘト。
途中に何カ所か登山のベースとなるヒュッテなどがありました。登山する方が主に利用する道路のようです。

感想としては、
・車での来ることはおすすめできません、倒木、岩、道路の陥没など、国道や県道の管理レベルとはレベルが違います。
・バイクで来るのは良いのですが、1人でくることはおすすめできません。何かのときはクマの餌になりかねません。必ずお友達を誘ってきましょう。

2016/05/20

富士山の残雪はまだあるのか

すっかり初夏な感じのこの頃ですが、この季節になると気になるのが富士山の残雪です。
昨年は、タイミングを外し、ただの土の山を見に行くことになってしまいましたが、今年はどうでしょうか。
残雪を求めて、山中湖、河口湖方面へ行ってきました。

山中湖の湖畔から見える富士山はこんな感じです。

GXR+A12 50mm
雪は残っていますが、やや汚れているように見えます。

河口湖の湖畔から見える富士山はこんな感じです。


あると言えばありますが、足りません。
やはり見頃は、冬でしょうか。

上記の写真は、5月18日に撮影したものですが、河口湖周辺は、海外の方がたくさんいたようです。せっかくなので、きれいな富士山を見てもらいたいものです。

2016/05/15

帰ってきたGR Digital Ⅲ

調子が悪く、しばらく修理に出ていたGR Digital Ⅲが帰ってきました。
修理票によると
1.映像素子面ゴミのため清掃
2.レンズ解像力不足のため調整
とのこと。「1」はともかく「2」はよく意味がわかりませんけど、調整してもらったのなら、まあいいか。
さっそくGR Digital Ⅲを持ってWR250でツーリングへ。

神流湖を撮影するとこんな感じで、快調です。


リコーのサービスセンターは、簡単な修理なら即日なのですが、古い機種なので、しばらく預かりますとのこと、う〜ん、古いとは思っていないのですけど。

有明


2016/05/02

WR250Xとブリヂストン S20 EVOの相性はどうか

すっかり春らしい季節になりました。そろそろバイクでツーリングな感じですが、23000kmほど走ったWR250Xは、タイヤ交換の時期となりました。

柳沢峠より富士山を望む

今回はバイク屋さんのおすすめで、ブリヂストン S20 EVOをチョイス、コンセプトは「ストリートからサーキットまでカバーするハイパースポーツラジアル」だそうです。さて、WR250Xとの相性はどうでしょうか?


タイヤの慣らしもかねて、小菅ー奥多摩ー秩父をぐるっと300kmほど走ってきました。スポーツ用タイヤなので手強いイメージがありますが、S20 EVOはとても素直な操作性で、バイクの倒し込みも軽い感じです。疲れないところがGoodです。

写真では、分かりませんが、コンパウンドはかなり柔らかめです。じゃりの浮いた路面を走るとじゃりがタイヤに張り付いていて、まるでスリックタイヤのようです。10,000km程度のライフを期待していましたが、ちょっと難しいかもしれません。その代わりと言って何ですが、グリップは十分です。限界まで攻めることはできませんが、思わずハングオンでコーナーを回りたくなるようなイメージです。

WR250Xが新車のときに装着されていたタイヤは、同じブリヂストンのスポーツタイヤでしたが、あまりにスパルタンなタイヤでギブアップな感じでした。それからするとずいぶん進歩したように思います。「EVO」という名前が付いているのも納得です。