2008/09/28

Far East Electric vs Belden シールド対決

ギターを直アンプで使っている人に好評なのがBelden社のシールドです。かねがね気になっていましたけど、ついに買っちゃいました。(#9395 5m 4,500円)


2008/04/13にこのブログでFar East Electric社のOrganic Tone Cable(3m 6,000円)を紹介しましたが、この機会に両者を対決させてみたいと思います。

以下は、あくまでも個人の主観ですから、その辺は適当に割り引いて読んでください。

まずは、外観チェック。ケーブルは、Far East Electric社がさらっとして取り扱いやすいのに対してBelden社は、いかにもゴムという感じでいまいちです。ほこりぽい床などで使うと汚れそうな感じです。プラグもFar East Electric社の方が精度が高く、メッキもしっかりした感じです。
外観では、Far East Electric社が2歩ほどリードです。(ちなみにBelden社のシールドにはSwitchCraft社の#280というプラグが付いています)

続いて問題の音です。チェックはJCM900に直入力で行いました。
Belden社の#9395というシールドは、パッケージに「MIDが締まっていてボリューム感があり、音抜けが良い」と書いてありますが、まさにその通りです。少し音が太くなったようなイメージがありますが、見方を変えるとハイが落ちているとも言えます。

対するるFar East Electric社は、とてもナチュラル。たぶんこれがギター本来の音なんだろうと思えます。音でもFar East Electric社が1歩リードとなりました。

両者の音の違いは、やはり好みの問題という範囲です。どちらのシールドも1本持っていて間違いのない選択です。

2008/09/20

今週の一枚(世界貿易センタービル 40階)

東京の夜景の撮影スポットというと、必ず登場するのが、浜松町にある世界貿易センタービルの40階にある展望台です(入場料 620円)。
東京タワーあり、ウォーターフロントありと、ネタは十分です。
どんなものか一度は行ってみたいと思っていましたが、時間があったので、三脚ももたずに行ってきました。


上の写真を今週の一枚に選びました。世界貿易センタービルの40階からお台場方面を撮影したものです。
室内の展望台なので、夜景がきれいに見られるように室内の照明はかなり暗くなっていますが、やはりガラスへの写り込みが気になります。
夜の7時半頃でしたが、展望台はガラガラで(平日だからかもしれません)、まわりの迷惑を気にすることなく撮影できました。ガラスの手前に手すりがあったので、カメラを手すりにのせての撮影です。三脚を使っている人もいましたが、それでも迷惑にはならない程度です。

30分ほど撮影をしていましたが、良いロケーションがあれば良い写真が撮れる訳ではないことを実感して帰ってきた次第です。

2008/09/15

G-Switchの秘密を解明


このブログでも取り上げた t.cエレクトロニックの「G-SHARP」ですが、オプションでフットコントローラ「G-Switch」なるものがあります(左の写真です)。
あらかじめプリセットしてあるバンクを切り換えるアップ/ダウンスイッチとエフェクターをバイパスするスイッチの3つあるシンプルなものです。写真を見る限り、なかなかしっかりとした作りですが、お値段の方もしっかりとしていて、8,000円ほどします。

これを高いというか、安いというかは人それぞれですが、ZOOMのマルチエフェクターが、5,000円ほどで買えることを考えると、何かすごい秘密があるのかもしれない... とか思ったりして。

この程度のものなら自作するかと思っていましたが、ちょっと疑問が。
G-SHARPとG-Switchを接続するケーブルはφ6.3の標準ステレオケーブルです。信号線は2本なのにスイッチが3つあるってどうゆうこと?
テスターで電圧をあたってみるとシールド側が3.3V、信号側が0V、電線でショートしてみるとバンクが切り替わることがわかりました。つまり単純なドライ接点でOKです。


アキバで材料を購入、スイッチ、ケース、ケーブルなど含めて約1,500円でした。
持ち運びに便利なようになるべく小型のケースにして、2つのスイッチが同時に踏めるように(ここがミソ)レイアウトを考えて。できあがりが左の写真です。

完成品をさっそく試してみます。それぞれスイッチを踏むとバンクのアップ/ダウンができます。同時に2つのスイッチを踏むと、ジャーン! エフェクターがバイパスできました。謎の第3のスイッチは、2つの回路を同時にONするためのスイッチでした。冷静に考えれば、これ以外のことはできないことはできないことが分かりますけど...

これで快適にバンク切り替えができるようになりました。めでたし、めでたし。

参考回路図


2008/09/06

宝のもちぐされ? SHURE SM57

いまから30年近く前、ギターをレコーディングするために1本のマイクを買いました。
それが SHUREのSM57。理由は簡単、プロのギタリストがこぞってこのマイクを使っていたから。ちなみに「ゴーナナ」と呼ぶのがプロっぽいです。


当時いくらで買ったのか、もう覚えていませんが、石にかじりついて買ったような覚えがあります。まだまだ舶来品は高価で当たり前のような時代でした。今買えばそれほど高価なマイクではないのですが。

一流のマイクを買うと一流のレコーディングができるのか? これも簡単、できる訳がありません。自宅で録音する限り、ギターアンプのボリュームは2とか3とか、スピーカーのどこを狙ってもこれではまともな音にはなりません。

ある理由があって久しぶりに出してみた57ですが、マイクは問題なさそう、でもケーブルがすっかり風化してボロボロ、接触がうんぬん言うレベルではありません。しかたがないので、ケーブルだけ新しいものを買って使ってみると、おーっ、ちゃんと音が出ます。さすが57です。

念のため書いておきますが、プロ仕様のマイクにはON/OFFスイッチはついていません。ミキサーがいるので必要ありません。もしあなたのマイクにスイッチが付いていたら、それはカラオケ用のマイクです。

技術の進歩でアンプシミュレータを使えばラインのままギターのレコーディングができる時代になりました。57の出番はさらに遠のきそうです。

2008/09/04

使ってみましたGoogle Chrome

Googleが世に問う新しいwebブラウザ「Google Chrome」を使ってみました。
かなり高い期待を持っていた割りには、ちょっと肩すかし的な感じです。



これが斬新なのかもしれないけど、使い方をしばし考えてしまうインターフェース。「直感的なタブ操作」をウリにしていますが、これは違うね。
動作が高速であることもウリにしていますけど、「Firefox」を提供しているMozillaから早くもクレームがついています。確かに早いような気もすうるけど、たまに待ちきれないほど遅いときもあったり... ホントはどうなの?

シンプルなデザインを追求したようですけど必要なボタンが足りない。
残念ですが、2日でアンインストールしました。結構Googlファンかと思っていますけど(このブログもGoogleだし)久しぶりにガッカリしました。