左の画像がPocketPODのプリセットとつくるためにパソコンソフト(Vyzex PocketPOD)です。
前回の写真を見てもらえば分かるようにPocketPODには、わずかなツマミしかありません。フルコントロールはパソコンを使おうという発想です。これをどう考えるかは人それぞれと思いますが割り切りが良くて良いアイディアだと思います。
PocketPODにUSB端子がついていて、これをパソコンに接続すればOKです。画像を見てもられば分かるようにツマミがずらっと並んでいます。たぶんこれでPOD2と同じ。
さて、音質ですが、さすがです。デジタル処理でここまでできるのか... と思うほど。たとえばMarshall JCM800をハイゲインでドライブしていてもギターのボリュームを絞れば、まるでほんもののチューブアンプを使っているみたいにクリーンなトーンが出たりします。フィードバックがかからない以外は、限りなく本物に近いですね。
でも、困ったところもあります。単4電池4本で使えますが、アルカリ電池でも5〜6時間程度しかもちません。さすがにこれはつらいので、充電式の電池にして解決。
それとUSAの設計はツメがあまい、使っていると電源がたびたび切れるので調べていたら、電池ホルダーの中で電池がグラグラしています。なるほど、これは電気も切れるかも、スペーサーを自作して解決(これは設計ミスだろう)。
さらに、マニュアルがしょぼい、300あるプリセットについて、まったく説明がありません。この音いいな〜 とか思ってもどれだか分かりません。しかたがないので、300を全部を聴いて気に入ったものには、コメントをつけました。これだけで3日がかりです。これもさすがUSAなのでしょうか、もう少しまじめにやってもらいたいものです。
2008/07/06
さすが本家! PocketPOD(その2)
投稿者 マリネラ国王パタリロ八世でございます 時刻: 14:21
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
メンテ屋です。
毎日、ブログ楽しみにしております。
PocketPODお気に入りのようで、
何よりです。値段も2万円程度で購入できるん
ですね。
DSPが安くなったおかげでしょうか?
一方で、カラオケのデジタル処理された楽器の
音は依然としてしょぼいですね。
エレクトーンの音はデジタル音でも、
そこそこいけてると思うのですが、どうしてなんでしょうね?
ちなみにこいつさえあれば、”ぞうさん”でも
良い音でますか?
2万円程度になったのは、小型化して部品点数が少なくなったあたりが効いているのではないでしょうか、従来のPODはツマミとスイッチがたくさんあったので、出荷試験も大変だったりして。
カラオケの方は最近縁がなくよくわかりませんが、まだMIDIでやっているのかも、単に高音質が求められていなだけとか。
ぞうさんは難しいところですが、PocketPODには曲名のプリセットもあります。ツェッペリンのロックンロールとか、クリームのホワイトルームとか。アンプだけのモデリングだとレスポールや、SGを使わないと同じ音は出ないことになりますが、そんなことはなくどんなギターでも、そこそこ似た音が出ます。そうでないと商品にはなりませんよね。でもどんなギターでも同じ音が出るのかと言うと、そんなこともありません。ギターのキャラクターがまったく出ないようでは、これも商品になりません。
なかなかさじ加減が難しいところでしょうか。
と書くとぞうさんでもそこそこの音が出ることになりますね???
子供のオモチャと組み合わせるのは、ちょっと違うかなと思います。
パソコンと組み合わせて使うことが苦にならない人にはPocketPODはおすすめです。
コメントを投稿