先日購入したPocketPODでマーシャル JCM800のモデリングでギターを弾いていると、「やっぱりマーシャルはJCM800だよな〜」と思いつつ我が家のJCM900を恨めしく思ったりして...
マーシャル JCM800の全盛期、80年代には、「マーシャルはフルテンで使わなければいけない」と密かに言われていました。そうそうラウドネスの高崎晃氏も何かのインタビューでそんなことを言っていたように記憶しています。
「フルテン」て何?」と思いますよね。では、説明しましょう。JCM800には、バス、ミドル、トレブル、プレゼンス、プリアンプ、マスターの6個のツマミが付いていますが、これらのツマミをすべて(フル)、目盛り10(テン)の位置に合わせる、つまりすべてのツマミを右にいっぱい回した状態で演奏するということです。この状態が一番アンプがいいコンディションにあるという説です。どれかのツマミを少しでも左に回したら、それは良い音を削るということになります。
でもね、たとえ50Wのマーシャルでもめったなところでは、フルテンにはできません。
たとえば、小さなライブハウスでは、マスターボリュームはいいとこ「3」くらいでしょう、それ以上上げたら店のオーナーに帰ってくれと言われます。
1000人くらいのホールでもマスターボーリュームは「5」くらいでしょうか、それ以上上げるとミキサーのお兄ちゃんに怒鳴られます。
フルテンでライブができるかどうかが、プロとアマの差であることを実感しました。
唯一、フルテンが可能だったのは、練習スタジオです。音が大きいことがウリのバンドだったので、だれも文句は言いません。確かにフルテンは最高のサウンドでした。
たとえ中古でJCM800を買ったとしても自宅では、絶対フルテンにはできません。お巡りさんがやってきそうです。やっぱりPocketPODかな...
2008/07/19
JCM800 フルテン伝説
投稿者 マリネラ国王パタリロ八世でございます 時刻: 16:04
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3 件のコメント:
メンテ屋です。
時々、小さいアンプが欲しいなーと思うことが
あります。
高校の時に親に買ってもらったグヤトーンの
20Wアンプが不調で、最初はいいのですが
暖まると音が出なくなるからです。
最近は1万円以下でも何種類かありますよね。
普段は、生音で演奏しているので、必要ないのですが。たまにはエフェクタ-に通して見たくなります。
それでも”どうせたまにだよねー”と思い
店頭には行くも、購入にはいたっておりません。
こちらは、今日は26℃。
ちょっと涼しい札幌からでした。
それではまた・・・
自宅用のアンプね〜 とか思いながらネットを見ていたら、ZOOMに「アコースティック・エフェクト・ペダル A2」なるものがありました。
(http://www.zoom.co.jp/japanese/products/a2/index.php)
エフェクターはたっぷり、アコギ用のモデリングアンプもついていいます。
ヘッドホン出力とライン出力が兼用なので、勇気を出してステレオにつなぐという荒技もできるようです。
定価が12,600円なので、実売価格は10,000くらいでしょうか、3回ほど飲みに行くのを我慢すれば、買えるかも。まあ、清水の舞台から飛び降りるなども結構です。
ZOOMなので、プロ用ではありませんが、コストパフォーマンスは高いと思います。
1万円以下で妥協を重ねたアンプを買うならば、まずはコイツで遊んでみるのはどうでしょうか?
メンテ屋です。
なるほど、エフェクタ-の機能は申し分ないですね。
残念ながら、当方のステレオにはMIC入力が
無いので、接続は難しいと思います。
やっぱ、妥協で、VOXとかの安いアンプを
購入しようかなー
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