開発時期が6年ほども違うアンプシミュレータを対決させても何なので、どこが進化したのか紹介します。
まず、PocketPODが発売された2008年頃は、いかにモデリングしたアンプにそっくりな音が出ることと、モデリングしたアンプの数の多さがポイントでした。
そっくりな音が出るということでは、PocketPODはすでに完成の域にありました。音といい、弾きごごちといい、世界中のアンプを2万円少々でアマチュアギタリストの手の届くものにした功績はとても大きいと思います。
で、GT-001では、モデリングはさておいて、現実のアンプでは実現できないサウンド創りが可能になっています。たとえば、高音が得意なアンプと低音が得意なアンプを2台パラに鳴らしてミックスするとか、BOSSの考える理想のアンプをデジタル技術で実現するとか、まあすごいです。
GT-001は現在、3万円少々で販売されていますが、100万円すると言われても納得してしまう高機能さです。
この高機能に想像力がかき立てられるか、途方にくれるか、ギタリストには受難な時代になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿