最近注目の若手ギタリスト、菰口 雄矢(こもぐち ゆうや)君。プロをつかまえて「君」呼ばわりも失礼ですが、まだ若干25才なので。
ある日、とある曲をコピーしていて、何だかイケてるギターだけど、だれが弾いているんだろう? と調べたら菰口 雄矢君でした。
現在は、TRIXというバンドでギターを弾きつつ、セッション活動などをしているようです(情報があまりありません)。ちなみにジャンルとしては、JAZZ、FUSIONです。
さて、彼のギターですが、独特の浮遊感があり新鮮です。どんなスケールで弾くとこういうフレーズになるんだろう?
それとリズム感がすごいんです。曲をボーっと聴いているだけではわかりませんが、コピーしてみるとトリッキーなシンコペーションにおどろきます。弾くのが速すぎてコピーできないというのはありますが、リズムがとれないというのははじめての経験です。
そこで、彼の書いた本を買ってみたのですが、まったく聞いたこともないようなスケールを使っているわけではありません、要はアイディア、とか感性の問題です。
「スケールが見えるようなフレーズは弾かない」だそうです。どうりでわからないわけだ。
(https://www.youtube.com/watch?v=gom1mKtRVfw)
2 件のコメント:
you tube聞きました。
確かに、独特の雰囲気がありますね。
こういうタイプの曲は2回同じメロディーを弾けるのであろうか?といつも考えちゃいます。アドリブの様にも聞こえますが、実は違うんでしょうね、きっと。
それにしても、コンサートまで行くとは、ずいぶんと入れ込んでますね。
いつか、国王とのセッションの映像、you tubeにアップしてくださいね?
何度でも同じメロディーは弾けると思います。
アルディメオラを師匠として以来、どんなフレーズも体育会系のフルピッキングで弾くことを信条としてきましたが、彼の浮遊感にはクラっときました。
彼が提唱しているストレッチのきいた運指も、すでに取り入れていていたのですが、ヒネリ具合が素人でした。譜面を見ても、こんな風に押さえてみようとは、おそよ思いつきません。
若い人の自由な発想はいいですね。
ハードルは相当高いのですが、コツコツ練習してみようかと思います。
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