ギターのチューニングをするなら、男らしく音叉をくわえて... ってな話はすでに昔のこと、最近では、デジタルチューナーがお求めやすい価格で出回っています。
かれこれ30年ほどBossのアナログ針式チューナーを使っていますが(写真は二代目)、プロ御用達ということもあり、精度・感度ともに申し分がありません。
今どきはアンプシュミレータやエフェクターにもオマケのチューナーが付いていて、チューニングに困ることはないのですが、とても小型なクルップ式のチューナーが気になります。
このクリップ式のチューナーですが、ピエゾピックアップでギターの振動を拾ってくれます。つまりシールドをつながなくてもOK(ここがミソ)
各社でさまざまなクリップ式のチューナーを発売していますが、Bossの製品は、針式に匹敵するくらい細かい表示が出る(1CENTを3等分)ので、これを購入してみました(2980円)。
デジタルなので精度に問題はなく感度もそこそこです。ただちょっと違和感があるのが、弦のハーモニックスでチューニングしようとすると違う音を拾う場合があります。アナログ式だと開放弦よりもハーモニックスの方が安定してチューニングできたのですが、これはちょっと違うようです。
これまでのチューナーは、弦の振動を拾っていましたが、クリップ式のチューナーはボディーの振動を拾っています。
そこで問題なのが、たとえばスタジオ。となりで大音響な別のギターが鳴っていたりすると、その振動を拾ってしまうということ。先日実際にスタジオで試してきましたが、なるほど拾います。ちょっとチューニングはできない状況です。まあ、シールドがついていないのだから少し離れてみるとか、そんな工夫は必要なようです。
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