ふと気がつくと、チューナーが4台もあります。音叉でチューニングしていた頃からは考えられない贅沢さです。
それぞれ目的があって購入したものですが、実力のほどを紹介します。
■BOSS / TU12(約6000円 一番左)
針式のチューナーです。かれこれ30数年使っています。写真にあるのは、2代目になります。
精度、分解能、安定性どれをとっても1番です。
シールドを挿してチューニングするめんどうさはありますが、オクターブピッチを合わせる場合などには欠かせません。
■BOSS / TU-10-BK(約2500円 左から2番目)
クリップチューナーが発売されはじめて、すぐに買ったものです。さすがBOSSで性能に不満はありません。しいて言うならちょっと大きい。
■ヤマハ / YTC5(約1100円 左から3番目)
とある雑誌の企画で、爆音のスタジオでもちゃんとチューニングができるクリップチューナーとして1等賞となりました。ホントかよ~と思いながら、たいした値段でもないのでポチってみました。
スタジオの爆音の中でチューニングをしてみると確かにちゃんとチューニングできます。移動平均がたっぷりかかっているのでしょうか?
さすがヤマハと言ったところですが、安いだけあって分解能、精度が足りないように思います。オクターブピッチを合わせることなどは、できません。
■D'Addario / PW-CT-12(約2000円 左から4番目)
とても小型で、ギターのヘッドに装着したままで使う前提です。
YuoTubeなどで、ギターのヘッドにチューナーを付けたままでライブをしているダサダサな画像を見かけますが、これなら客席からは見えません。
精度と分解能は、問題ないのですが、やや安定性に欠けます。特にスタジオでドラマーがドラムを叩いているとか、ベーシストがベースを弾いているような状況では、この音を拾ってしまい、壊れたかと思うほどの誤動作をします。
スマートな外形ですが、実用にはイマイチです。音叉でチューニングしている訳ではないのに「ちょっと静かにしてくれよ」とは言えません。
どれも一長一短で、クリップチューナーの旅はまだまだ続きそうです。
2 件のコメント:
自分はモーリスのCT-3を使用しております。音叉の音を拾わせると440HZを示すので、チューナーとしては狂っていないと理解しております。こんなぐらいしか分かりませんが正しいでしょうか?話は変わりますが、エレキギターって木の材質、ギターの形状で音は変わるものなのでしょうか?今更ですが、ピックアップとアンプで音が決まってしまうのではと思っております。本日、シューイチでLISA-Xを紹介しておりました。毎日2時間の練習をしなければ、テクニックを維持できないそうです。何事も楽してできるものはないということですね。中一で悟ってしまうなんて凄すぎです。それではまた・・・
クリップチューナーは、水晶発信器内蔵ですから440Hzにピッタリ合います。値段に関わらず大丈夫なようです。
エレキギターの音で形状はあまり関係ないようですが(ソリッドボディーの場合)、木材で音は変わります。
ボディーだとマホガニーは甘くマイルド(レスポールとか)、アルダーは輪郭のシャキッとした音(ストラトとか)とか。
指版だとローズウッドはしまった音、メイプルは暴れた音などと言われています。
ブリッジの構造なども効いています。
まあ、ピックアップでサスティーンは作り出せないと考えれば、どうでしょうか。
LISA-Xもすごいですね、ポールギルバートのフレーズを彼女の手の大きさでは無理な気もしますが、まあ将来が楽しみです。
コメントを投稿