2014/02/15

Horizon Ⅲがやってきた(フロイトローズ vs フリッカーⅠ)

みなさんいかがお過ごしでしょうか、東京は大雪で大変なことになっています。電車は止まるは、高速道路は通行止めなどなど、今日が休日でなかったらどうなっていたことか…
ヨタ話はこのへんで、

Horizon Ⅲがやってきたシリーズも今回で最終回となります。
フロイトローズを搭載したHorizon ⅢとフリッカーⅠを搭載したランダムスターを比較してみます。

さて、30年ほど前、チューニングロック機能を搭載してアームがブームとなり、各社各様でさまざまなアームが発売されました。
しかし、ほとんどのアームは淘汰され、現在 残っているのは、フロイトローズとあと数社程度でしょうか。(フリッカーⅠは、あっという間に淘汰された方に含まれます)

激しい競争に生き残ったフロイトローズは、どれほどのものか、Horizon Ⅲをしばらく使ってみての実感ですが、とても高い安定性です。軽いアーミングから弦がベロベロになるアーミング、さらに2音程度のアームアップまでバッチリです。

ファインチューナーもよくできていて、日々のチューニングはこれでOK、ロックナットは週にⅠ度、緩める程度です。
ファインチューナーが付いていなかったフリッカーⅠは、正確にチューニングを合わせることが困難だったことを考えると夢のようです。

そんなフリッカーⅠですが、サスティーンだけは抜群です。(元々そこがねらいで設計されていますから)フロイトローズに勝てる唯一の長所ですが、これがまた捨てがたいですね。

客観的には、フロイトローズに軍配があがりますが、レスポールと同等のサスティーンが得られるフリッカーⅠも悪くないとささやかに思います。

0 件のコメント: