2013/07/20

HUGHES&KETTNER / Tube Meister 18 Head

テレキャスターを購入して依頼、クリーンな音も出るアンプがほしいと1年半ほど考えてきましたが、ついに買いました。
ケトナーの「Tube Meister 18 Head」です。(青く光っている方です)


5万円台で真空管アンプが買えるとは、すばらしい時代になったものです。
ちなみにドライブチャンネルとクリーンチャンネルの2ch仕様(トーンコントロールは共通)です。
しばらく使ってみたのでインプレッションをお届けします。

■サウンド
マーシャルと比べると何とも優等生な音がします。クリーミーな歪みと言われているようですが、なるほどです。(キャビネットのスピーカはセレッションのG12)
強烈な個性はないけど、音作りはやりやすいです。

■パワーソーク
このアンプのウリは、出力が18W/5W/1W/0Wと切り換えられるところです。出力を下げても音質の劣化はないのですが(これはすばらいい)、1Wでも自宅で鳴らすには、かなりの爆音かと...

■ブーストスイッチ
ガッツのあるディストーションサウンドになります。ONにしておけば、1W出力でもフィードバックがかかります。(これはすごいです)フットスイッチの切り替えもできるので、バッキングとソロでON/OFFするのもいいですね。

■RED BOX
平たく言うとダイレクトボックスです。ギターアンプの出力をラインでミキサーに送れます。
普通、ギターアンプの出力をライン出力するとペチャペチャの音になってしまいますが、スピーカを通したようなサウンドに周波数補正されているそうです。なるほど、それなりの音ですが、今時のアンプシミュレーターの高音質には少しおよなばないようです。ミキサー側である程度のエフェクト処理が必要です。

ドイツ製のアンプなので、日本製品にも通じる気の利いた機能が満載です。
マーシャルのヘッドと比べると体積的には1/4くらいととても小型になっていますが、小型すぎて放熱がいまいちのようです。アンプの上にエフェクターなど乗せておくと心配になるくらい熱くなります。
長らく使ってきたマーシャルはデカくてじゃまなので処分してしまおうかと思っていましたが、やっぱりこれはこれ、小さいキャビネットをつないで、もう少しがんばってもらいます。

2 件のコメント:

メンテ屋 さんのコメント...

真空管アンプが5万円代で買えるなんて、信じられないですね。
青いイルミネーションもなかなかいけてます。チューブのスペア供給とかはどんな感じなんでしょうか?貧乏人はつい、余計なことを心配しちゃいます。
3連休は千葉の方に行かれたんですね。
天気も良かった様で、すばらしい写真です。
虎太郎のカメラ講座?もよいよ最終回に近づきましたね。終わるのがちょっとさびしいです。明日は、高圧電気設備の点検だー
それではまた・・・

マリネラ国王パタリロ八世でございます さんのコメント...

昔買ったマーシャルは、Made in UKだったのでかなり高価だったのですが、これはドイツのアンプと言ってもMade in Chainaなので、安いです。
ギターと違ってどこで作っても音は同じかと。

青いイルミネーションはどうでしょうか…(見方によっては、悪趣味かも)、 楽器屋さんの話では日本からのリクエストで付けたとか。

ギターアンプの真空管は種類が限られていて、需要と供給のバランスがとれてるので大丈夫です。中国製とかロシア製らしいです。

先週のカメラ講座は星座を撮っていましたけど、前回これを見て奥多摩に星の写真を撮りに行ったのを思い出しました。結局怖くて早々に帰ってきてしまいましたが。
北海道ならそんなに遠くに行かなくても街の灯りがないところがあるかもしれません、機会があれば是非。