購入してから10ヶ月ほどたったWR250Xですが、ブレーキフルードがだいぶ茶色になってきました。
そろそろ交換時期かな~ ということでブレーキフルードを交換してみました。
フロントブレーキは、特にこれといったこともなくクリア。
さて、リアブレーキですが、一般的なオフ車には、ブレーキペダルの近くにあるマスターシリンダー(10番)の上にブレーキフルード用のタンク(直径20mm程度)があります。
しかし、WR250Xにはタンクがありません。あれっ と思ってよく見るとマスターシリンダーに液面チェック用の窓があります。
写真ではわかりづらいので、サービスマニュアルから抜粋
なるほどマスターシリンダーがタンクも兼ねているんだ~ と感心しながらマスターシリンダーを分解して中を見ると、
「お~っ これしかフルードが入っていない」、マスターシリンダーの内径は5mm程度、これじゃあね~、ブレーキパッドが減ったらあっという間にブレーキフルードがなくなっちゃいますけど... (リヤブレーキなので、フロントほどは減りませんけど)
心配なので、たくさんブレーキフルードを入れようかと思いましたが、ダイアフラム(9番)の形状を見ると窓のあたりまでしか入りません。
軽量化のためなのか、はたまたタンクを付けるスペースがなかったのか、よく分かりませんけど、なんとも思い切った構造です。
WR250のオーナーのみなさん、ブレーキフルードのチェックはこまめにしましょう! マジで危ないですよ。
2012/06/16
WR250Xのリヤブレーキにおどろく
投稿者 マリネラ国王パタリロ八世でございます 時刻: 15:18
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2 件のコメント:
メンテ屋です。
さすがですね、サービスマニュアルをもってるとは・・・
直径5mmといことは、そこにつながるチューブ径とほとんどかわりませんね。もしかしてチューブがタンクの代わりでしょうか?!
まあ。どうせリヤブレーキは大して利かないし、”エンジンブレーキを多用しろ”ということでどうでしょうか?
今日は集塵機のモータベアリング交換です。
それではまた・・・
日曜日にバイク屋に行って、聞いてきたのですが...
正しくはダイアフラムのジャバラ部分をたたんで縮めると、フルードがたくさん入るそうです。
ブレーキパッドが減った分はジャバラが伸びるというしくみ。
ジャバラが伸びた状態で組んでしまったので、それじゃフルードが入らないと...
なるほどね~、サービスマニュアルには一言も書いてありませんでしたけど、プロの世界では、常識なようです。
やっぱり素人です。
関東直撃ではないのですが、台風がきていて、すごい風と雨です。まだ6月ですけど。
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