昨年、ユニクロのヒートテックで一躍 注目されるようになったウォームインナーですが、どれが一番暖かいのか? なかなかイコールコンディションで比較することが難しいのですが、これまで使ってきたウォームインナーを紹介してみたいと思います。
・ミズノ ブレスサーモ
・アルペンブランド あったかくてドライ(商品名は忘れました)
・アルペンブランド TIGORA
まずブレスサーモは、このジャンルの老舗、水分を吸収して発熱するタイプです。(わざわざ汗をかかなくても、人間の体は自然に水蒸気を放出しているそうです)もう3年以上使っていますが、当時はこれしかなく、5,000円ほどで購入しました。確かにただのTシャツよりは暖かいです。
あたたかくてドライは、わずか2000円、生地は薄いのですが、裏が起毛で暖かく、汗をかいてもサラサラで、コストパフォーマンスは高いです。暖かさでは、ブレスサーモにかないませんが、春スキーでも汗だくにならないところがGoodです。主に冬のジムがよいに使っていました。暖房のないジムでしたが、半袖Tシャツを重ね着すれば十分な暖かさです。
TIGORAは、速乾性で、ストレッチ、裏起毛で暖かいのなかなかの優れもの、4,500円と少々高いのですが、この手のブランド品を買うと1万円近くするので(皆川健太郎選手が使っているアンダーアーマー製の「coldgear」とかがとてもいいようです)、それからするとお買い得です。厚みのあるウレタンぽい生地も断熱効果がありそうです。これは、バイクとスキー兼用ということで、使っています。
バイクの場合、高速道路を走っている体感温度と都内で渋滞に巻き込まれたときの体感温度の差は大きく、条件はスキーよりも厳しいかもしれません。
ミズノのHPにも、世界最高の発熱と書いてあるので、ブレスサーモが一番暖かいはずですが、実際の使用感としては、それほどでもありません。TIGORAを使ってみて分かったのですが、ストレッチ機能があると肌に密着して、それが暖かい感じです。さらに速乾性だと汗が乾いても寒くないのがいいですね。
ブレスサーモが一番発熱するのかもしれませんが、ストレッチ機能もなく、速乾性もないので、暖かさのコントロールがイマイチのような気がします。
今年は、アルペンブランドから、水分を吸収して発熱する「iHEAT」という賞品が発売されました。ハイネックで2,000円のモデルは、ストレッチ機能もあり、生地も厚いので、ブレスサーモを超えた暖かさを実感できるかもしれません。
これからのウォームインナーは暖かいのはもちろんとして、さらにストレッチ機能と速乾性による温度コントロールという方向に進んでいくのではないでしょうか(すでに進んでいるとも言えますが)。
2009/11/07
ウォームインナーを考える
投稿者 マリネラ国王パタリロ八世でございます 時刻: 22:12
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
メンテ屋です。
ユニクロ、ヒートテックは、化繊のみのせいか、やたらと毛玉がつきます。
アルペン、IHEAT、2000円は
試してみたくなる価格ですね。
以前は2Kmぐらいのところにアルペンが
有ったのですが、つぶれてしまい、遠く
なったせいもあり、足を運んでいません。
グンゼ、ワコールあたりで実売価格が
1800円程度の記憶あり。
近所の人工降雪機によるスキー場、
昨日オープン。花火が上がっていました。
手稲山も雪化粧です。
いよいよ、スキーシーズン到来ですね。
それではまた・・・
別にアルペンの回し者ではないのですが、ネームバリューを取っていない分、お買い得かと思います。
楽器などは、プロと同じものを使わないとプロを超えることはできないと言えますが、ウエアの場合関係ないですからね。
スキーグラッフィックの12月号は「高機能インナー」の特集とか書いてありました。本屋でちょっと立ち読みもいいかもしれません。
関東でもテレビでスタッドレスのコマーシャルがはじまりました。でもホントに暖冬という感じですけど...
コメントを投稿