ジェフベック初のライブDVDが発売されたということで、これは家宝にぜひ1枚と思い手に入れました。
キャパ200名ほどの「ronnie scott's club」というジャズクラブで収録されたものです。ゲストでエリック・クラプトンが出てきたり、客席でジミー・ペイジが観ていたりとなかなかユニークなイベントです(映像にはありませんが、ブライアン・メイもいたそうです)。
演奏している曲はここ数年のライブアルバムとほぼ同じで、ほとんどが知っている曲です。
近年、ナゾに満ちた音を出すジェフですが、このDVDを観ればナゾが解明されるのかというと、まあごく一部はね、と言った感じです。彼の右手は、ストラトのアームと一体になっていて、どこでアームをアップ/ダウンさせているのか何だか分かりません。
スライドバーの使い方もなかなかです。ステージに小さなテーブルが置いてあり、そこにスライドバーが置いてあるという簡単な仕組みです。それにしてもアブノーマルなスライドバーの使い方です。やられたナ~と...
ジェフのバックバンドと言えば、すご腕のスタジオミュージシャンぞろいですが、最近話題なのが、ベースを弾いているタルという女の子(まだ21歳だから女の子でもいいでしょう)。
ばかテクでもなく、すごくノリがいい訳でもなく、オーソドックスだけど、音の選びかたがいいな~ と思って観ていたのですが、ジェフの名曲「悲しみの恋人たち」のGソロをベースで弾いたのを聴いて泣けました。メロディーといい、選ぶ音といい、すごいセンス。ジェフが連れて歩いているのもうなずけます。
ジェフ・ベックのファンなら買って損はないアルバムです。
2009/06/29
JEFF BECK / Live at ronnie scott's club
投稿者 マリネラ国王パタリロ八世でございます 時刻: 23:15
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5 件のコメント:
メンテ屋です。
早速、アマゾンで内容を確認しちゃいました。
とにかく、いろんな人が絶賛しており、
レビューを見ていると、欲しくなる一枚ですね。
購入、検討いたします。
今でこそ、You Tubeなどで、JEFF BECKの映像を見ることができますけど、クオリティの高い音と映像を見ることができるのは、これが最初で最後かもしれません。
演奏100分に、ジェフの単独インタビューが20分くらい、マニアにはたまらないところです。
それにしても新譜のDVDは高いですね。
最近、JEFF BECKが使っているストラトのシグネチャーモデルが出ています。音もすごいらしいのですが、値段もすごいです。38万円とか、(新品のたかがストラトをどう作ると38万円になるんだか...)
まあ、これから比べればDVDくらいお買い得でしょうか。マニア的には。
こんにちは。
Tal Wilkenfeld、だいぶ前から気にはなっていたんです。
良かったですか。
僕も聴いてみようと思います。
すみません、上のコメント、途中で公開してしまいました。
ちなみにTower Recordでは、JEFF BECKのコーナーにTal Wilkenfeldのアルバムが置いてありました。
普通に考えて21才のペーシストがソロアルバムを出すことじたいが、すごいことですよね。
周囲の評価はそれなりに高いのではないかと思います。
ただ、いつもは裏方のドラマーやベーシストが出したソロアルバムって、ちょっと方向が偏っていたりすることもあるような... どうでしょうか。
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