2009/01/24

スキーがうまくなるカラダのつくり方


2007ー2008シーズンのワールドカップ女子モーグルで総合優勝をした上村愛子選手が、昨年末に出版した本です。
スキーのためのトレーニングと彼女のエッセーがちりばめられたサックと読める本です。

1998年の長野オリンピックで、初出場 7位入賞の快挙をとげてから10年、彼女はついに世界の頂点に立ちました。
長野オリンピックのたきはまだ高校生、まだあどけない表情をしていた彼女ですが世界最高のモーグラーとは、すごい。
長野オリンピックで金メダルを取った里谷多英選手がパワフルな体格をしてたのに比べると上村選手は華奢に見えたくらいです。そんな彼女のどこにこれほどのパワーがあるのでしょうか。

この本の中で彼女は今の自分の滑りを解説しています。ターンはすべてカービング、スキーをずらして減速することはなく、コブを越えるときの圧のかけかたで、速度をコントロールしているようです。まあ、凡人には想像もできません。

彼女のエッセーを読んでいると、とても自然体で過ごしているように感じます。今シーズンからは追われる立場になりますが、気負うことなくすばらしいパフォーマンスを見せてほしいと思います。

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