前々回のブログで、ギターをアンプにシールド1本で接続して使っていることを書きました。普通はギターとアンプの間にはいくつかのエフェクターが入りますが、これがどうも音のやせる原因となります。でもシールド1本で接続していれば、そんな心配もありません。
さて、そうすると気になってくるのがシールドのクオリティです。
これまでは、たぶん30年くらい前に買った、3mで1,000円くらいのお買い得シールドを使っていました。プラグのメッキが貧弱で、たまにコンパウンドで磨いてやったりしていましたが、それ以外はトラブルもなくまあまあです。
某お茶の水の楽器店に行き、2名の店員さんにそれぞれオススメのシールドを聞いたところ、薦めるものが違います。「わからないよそれじゃ」と文句をつけたところ、「これを1本持っていれば間違えありません」と2人が薦めたのが、Far East Electric社製(千葉にあります)の Organic Tone Cableです。
3mで6,000円です。何をどう作るとこういう値段になるのだろうか? と思いながらも清水の舞台から飛び降りる心境で買いました。
このシールドの能書きについては、他のブログにたくさん出ていますので、そちらを参考に。
さっそく家に帰りOrganic Tone Cableとお買い得シールドを何度も差し替えてギターを弾いてみたところ、言われてみると確かにOrganic Tone Cableの方は、音がクリアですっきりしているような気がする??? たったこれだけ違いかよ〜としばし青ざめますが、心配の必要はありません。家でギターを弾く場合、音が小さすぎるんです。50Wのアンプを1Wで鳴らして、音がいいの、悪いのといわれてもアンプも気の毒、きっとスタジオでフルボリュームで比較すれば、あっと驚くほど差があるに違いありません。そんなもんです。
音とは関係ありませんが、このシールド、コレクターアイテムとしてもなかなかいけてます。まずプラグのメッキ(写真では光の関係でゴールドっぽく見えていますが、実際はシルバーです)、実に美しいです。プラグ自体もほど良い重量感があり、いかにも信頼できそうな感じです。ケーブルはとてもしなやかで使いやすいです。横に置いてあるだけで幸せな気分にしてくれます。
まあ一生物の買い物をしたということで。
2008/04/13
これが世界で最高レベルのギターシールドだそうです
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3 件のコメント:
ギターシールドは消耗品ですよ・・・
おしゃるとおり、消耗品ですね。
スタジオで練習したり、ライブのときなどは、うっかシールドを引っ張って切れたりしてました。スペアのシールドは必須。
今ではそんな活動からも遠ざかり、自宅で使っているだけなので、切れるほどのアクシデントはないようです。
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