「オフピステ」という言葉をご存じですか? スキーで使う言葉ですけど、きれいに圧雪されたバーンを「ピステ」、圧雪されていないバーンを「オフピステ」と言います。
きれいに圧雪されたバーンを滑るのも楽しいものですが、オフピステのふかふかの新雪(これがパウダー)を滑るのは至福のときといったところです。
日本のスキー場では、一般的にオフピステは滑走禁止となっています。しかし、最近ではスキーも多様化し、徐々にオフピステが解放されてきています。
オフピステが解放されれば、いつでもパウダーを滑れるのかというと、そういうことでもなく、お天気勝負になります。昨夜まで、吹雪いていたけど、朝になったら雪もやんでいい天気、こんな時がチャンス、でも年に何度もないんですよね。特に都会から行くスキーヤーにとっては、わずかなチャンスです。
めったにパウダーを滑ることができないので、普通の人は不慣れです。まず、スキーが雪の中にもぐっているので見えないところがちょっと恐怖(板を見て滑っていたらパウダーでなくても危ないのですが)、板が回せないので、ターンができずにさらに恐怖!
スキーの先生は、「基本は一つ、基本さえ身につければどんなところでも滑れます」といいますが、これには納得できません。パウダーの中では、スキーの浮力をコントロールする技術が必要、逆にエッジのコントロールは不要(というか意味がない)、全然違うと思いますけど...
まあ、基礎スキーが好きな人はパウダーを滑らないから違わないのかもしれませんけど。
昨年は、極度の雪不足で、一度もパウダーを滑る機会がありませんでした。ことしはボチボチ雪も降っているようだし、楽しみにしています。
2007/11/24
パウダーの誘惑
投稿者 マリネラ国王パタリロ八世でございます 時刻: 23:34
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