2012/06/16
WR250Xのリヤブレーキにおどろく
購入してから10ヶ月ほどたったWR250Xですが、ブレーキフルードがだいぶ茶色になってきました。
そろそろ交換時期かな~ ということでブレーキフルードを交換してみました。
フロントブレーキは、特にこれといったこともなくクリア。
さて、リアブレーキですが、一般的なオフ車には、ブレーキペダルの近くにあるマスターシリンダー(10番)の上にブレーキフルード用のタンク(直径20mm程度)があります。
しかし、WR250Xにはタンクがありません。あれっ と思ってよく見るとマスターシリンダーに液面チェック用の窓があります。
写真ではわかりづらいので、サービスマニュアルから抜粋
なるほどマスターシリンダーがタンクも兼ねているんだ~ と感心しながらマスターシリンダーを分解して中を見ると、
「お~っ これしかフルードが入っていない」、マスターシリンダーの内径は5mm程度、これじゃあね~、ブレーキパッドが減ったらあっという間にブレーキフルードがなくなっちゃいますけど... (リヤブレーキなので、フロントほどは減りませんけど)
心配なので、たくさんブレーキフルードを入れようかと思いましたが、ダイアフラム(9番)の形状を見ると窓のあたりまでしか入りません。
軽量化のためなのか、はたまたタンクを付けるスペースがなかったのか、よく分かりませんけど、なんとも思い切った構造です。
WR250のオーナーのみなさん、ブレーキフルードのチェックはこまめにしましょう! マジで危ないですよ。
2012/06/11
中村キースヘリング美術館をたずねる
キース・ヘリングをご存じでしょうか、きっと彼の絵(下のマグカップ)を見ればほとんどの人が知っていることと思います。
シンプルな線と色で描かれた彼の絵にはピンとくるものがあって、ささやかながらファンだったりします。
小淵沢に「中村キースヘリング美術館」があるそうなので、たずねてみることにしました。
中央道を小淵沢ICで降りて、八ヶ岳高原ラインを5分ほど走ったところに美術館はあります。
(「中村」と付くくらいなので、中村さん個人が建てた美術館です。)
ニューヨークのストリートアートと自然豊かな八ヶ岳とのマッチングはどうかと思っていましたけど、バッチリです。
入館料 1000円を払って館内を見学...
キース・ヘリングにはポップなイメージを持っていたのですが、違いました。彼の絵はとても攻撃的、そして重いメッセージを持っています。
ポストカードサイズの小さな絵と壁一面に描かれた大きな絵では伝わるものも違うようです。
ちょっと難しかったな~ と思いながら、マグカップを買って帰路につきました。
2012/06/03
WR250Xで十石峠(R299)を走りに行く
長野県から群馬県に抜ける2本の秘境の道があります。
1本は小海町から上野村に抜ける県道124号線、もう一本は佐久穗町から上野村に抜けるR299(十石峠)です。
県道124号線はすでに2回ほど走って制覇しています。そこで今回はR299(十石峠)をWR250Xで走ってみることにしました。
十石峠は現在では全面舗装ですが、その昔は未舗装で走っているのは、シカやイノシシくらいと聞いています。
R141を佐久穗町からR299に曲がるあたりから雨が降りはじめました。これでは標高1300mの十石峠は雲の中かな〜 と思いつつ、秘境ムードは満点です。
しかしこの道、交通量が限りなくゼロです。サルとぶつかってコケたりしたらだれも助けてくれないだろうし、たぶん携帯も通じないだろう(まったく人の気配がありません)。
心細い思いにむち打って十石峠に到着するもだれもいません。気温は15℃、下界より10℃低いです。
峠には展望台などあって天気が良ければ楽しそうです。
ツーリングマップには、R299より県道124号線の方が走りやすいとありましたが、道幅はR299の方がわずかに広く(1.5車線程度、ほとんどの場所ですれ違えます。)、個人的にはR299の方が走りやすいように思いました。ただR299の方が300mほど標高の高いところを通るので勾配はきついです。まあWR250Xならへでもありませんけど...
アドベンチャーな雰囲気一杯で、天気が良いときにもう一度チャレンジしたいと思わせる峠でした。