
今シーズンの新兵器、サロモン 24HOURS Powerline S3に1シーズン乗ってみたインプレッションをお届けします(ちょっと遅いか)。
サロモンと言えばモノコックですが、今シーズンからはウッドコアに変更、モノコックでないサロモンでいったいナニモン(失礼)という感じがしますが、昔のように数が売れなくなったので、モノコックの型代がつらいという話もちらほら。
昨年までは、「サロモン X-wing10」という板に乗っていました。オールマウンテン系の板でそれなりに気に入っていたのですが、スイングウエイトが重く小回りはやや苦手。今さら小回りもしないのですが、パウダーを滑ろうとするとどうしてもコブをオマケで滑らないとなりません。こんなときに苦労します。
X-wingの滑りを継承しつつ、小回りもできるオールラウンドな板、という条件で探してたどりついたのが「サロモン 24HOURS Powerline S3」、コンセプトは「このスキー 1 台で、どんなコースも、どんな雪質も、24 時間滑りきろう」だそうです。
何だかリゲインのCMを思い出しますが...
で、この板 思った通りに滑れます。小技が効くという感じです。
雑誌では、小回りが得意と書いてありましたが、小回りはもちろん、大回りでも十分いけます。
X-wing10は、板がまかせとけ というようなキャラクターだったのですが、S3は何でも言われたとおりにしてみせます、という感じで言い方を変えるとキャラクターが感じられない、DEMO系の板ってこんなもんでしょうか?(素直すぎて物足りないような)
S3はX-wing10のような重さからくる安定感はないのですが、スピードでるな〜。体力は低下、技量は変わらない、なのに板の性能が上がってどんどんスピードは出るようになりますけど、これを支える足腰は大丈夫なんだろうか?(ダメです)










