キャパ200名ほどの「ronnie scott's club」というジャズクラブで収録されたものです。ゲストでエリック・クラプトンが出てきたり、客席でジミー・ペイジが観ていたりとなかなかユニークなイベントです(映像にはありませんが、ブライアン・メイもいたそうです)。
演奏している曲はここ数年のライブアルバムとほぼ同じで、ほとんどが知っている曲です。
近年、ナゾに満ちた音を出すジェフですが、このDVDを観ればナゾが解明されるのかというと、まあごく一部はね、と言った感じです。彼の右手は、ストラトのアームと一体になっていて、どこでアームをアップ/ダウンさせているのか何だか分かりません。
スライドバーの使い方もなかなかです。ステージに小さなテーブルが置いてあり、そこにスライドバーが置いてあるという簡単な仕組みです。それにしてもアブノーマルなスライドバーの使い方です。やられたナ~と...
ジェフのバックバンドと言えば、すご腕のスタジオミュージシャンぞろいですが、最近話題なのが、ベースを弾いているタルという女の子(まだ21歳だから女の子でもいいでしょう)。
ばかテクでもなく、すごくノリがいい訳でもなく、オーソドックスだけど、音の選びかたがいいな~ と思って観ていたのですが、ジェフの名曲「悲しみの恋人たち」のGソロをベースで弾いたのを聴いて泣けました。メロディーといい、選ぶ音といい、すごいセンス。ジェフが連れて歩いているのもうなずけます。
ジェフ・ベックのファンなら買って損はないアルバムです。


