2008/04/13にこのブログでFar East Electric社のOrganic Tone Cable(3m 6,000円)を紹介しましたが、この機会に両者を対決させてみたいと思います。
以下は、あくまでも個人の主観ですから、その辺は適当に割り引いて読んでください。
まずは、外観チェック。ケーブルは、Far East Electric社がさらっとして取り扱いやすいのに対してBelden社は、いかにもゴムという感じでいまいちです。ほこりぽい床などで使うと汚れそうな感じです。プラグもFar East Electric社の方が精度が高く、メッキもしっかりした感じです。
外観では、Far East Electric社が2歩ほどリードです。(ちなみにBelden社のシールドにはSwitchCraft社の#280というプラグが付いています)
続いて問題の音です。チェックはJCM900に直入力で行いました。
Belden社の#9395というシールドは、パッケージに「MIDが締まっていてボリューム感があり、音抜けが良い」と書いてありますが、まさにその通りです。少し音が太くなったようなイメージがありますが、見方を変えるとハイが落ちているとも言えます。
対するるFar East Electric社は、とてもナチュラル。たぶんこれがギター本来の音なんだろうと思えます。音でもFar East Electric社が1歩リードとなりました。
両者の音の違いは、やはり好みの問題という範囲です。どちらのシールドも1本持っていて間違いのない選択です。


