
新しいスキーブーツ、シトローツの慣らしがてら、苗場スキー場へ行ってきました。
苗場なら色々な斜面でブーツの確認ができるだろうといったところです。
今回のみどころは、エクストラハードのシェルからミディアムのシェルに変えたところです。さて、その結果は...
だいぶへたった古いシトローツと新しいシトローツを比べるのも気の毒ですが、これは正解! いけてます。履き比べてみてはじめて分かりましたが、エクストラハードの古いシトローツは、ガチガチのプラスチックの中に足を入れてがっちりホールドされているような感じです。バックルなんか締めなくてもOKくらいな、これに対して新しいシトローツは、しなやかにホールドしてくれます。無理がなくて自然な感じです。やはり、今の脚力には、ミディアム程度のシェルが良いようです。
ミディアムのシェルでハードな滑りに耐えられるのかも心配でしたが、まったく問題ありません。自称1級程度にハードなシェルは必要ないようです。
見栄をはってガチガチのレーシングタイプのブーツを履いているあなた、楽なブーツにしてみませんか?
さて、苗場と田代スキー場を結ぶ世界最長5.5kmの「ドラゴンドラ」に乗ってきました。ゴンドラ乗り場は、平日とはいえ人はまばら、利用する人はあまりいないようです。
5.5kmの間にはいくつかの山を上がったり、下がったり、かなり急な斜面建てられているゴンドラの支柱もあります。なだれているとろころも何カ所かあったりして結構怖いな〜、何らかの事故でゴンドラが止まったら... 簡易トイレが収納されているそうですが、トイレがあれば何時間でもゴンドラの中で待てる訳でもないし、
ゴンドラの中の写真などでは、新緑の頃や紅葉の頃にも営業しているようです。でもね、自然保護の観点からするとこのゴンドラはいらないな。
スキーヤーの観点からすると苗場−田代−かぐらを1まとめにすることには無理があります。いくらドラゴンドラがあるとはいえ、苗場からかぐらまで行って、帰ってきたら移動時間だけで1日終わってしまいます。
久しぶりの苗場スキー場でしたが、確実に苗場が進化していることは分かりました。日帰りスキーセンターができたり、新しいリフトやゴンドラができたり、ずいぶんお金はかかっています。
でもね、古いリフトやすでに営業していないレストランなどが、放置されたままです。コクドの美的感覚を疑いますね。
ブーツの調整にだいぶ時間を割いたので、2日間の滑走標高差は、8,745mでした。